令和6年度 データ解析コンペ成果報告会
2025年2月23日、東京大学にて開催された「データ解析コンペ成果報告会」にて、秋学期の研究を発表してきました。

本橋ゼミナールでは毎年2、3年生が、経営科学系研究部会連合協議会が主催する「データ解析コンペ」に参加しています。
データ解析コンペとは
このコンペでは、企業からご提供いただいた実際の購買データをもとに、各チームが独自の研究テーマを設定し、約半年間にわたってデータ解析に取り組みます。そしてその成果を、報告会にて発表するという実践的なプログラムです。
今年度、本橋ゼミナールは3つのチームに分かれ、それぞれが異なる視点から多種多様な研究を行いました。

(ゼミ内でのディスカッションの様子)
消費行動の地域差に注目したもの、商品の特徴による購買傾向の違いを分析したもの、マーケティング施策の効果を測定したものなど、各チームが工夫を凝らし、実務的かつ学術的なアプローチで課題に取り組みました。
報告会
報告会では、審査員や他大学の学生から多くの質問やフィードバックをいただき、白熱した質疑応答が行われました。

また、他大学の発表を通じて、同じデータを使ってもまったく異なる視点やアプローチがあることを実感し、刺激を受ける機会にもなりました。
終わりに
今回のデータ解析コンペを通じて、2年生と3年生が協力し合いながら一つの目標に向かって取り組むことで、ゼミ内の絆が一層深まりました。議論を重ね、試行錯誤を繰り返しながら得られた経験は、ただ知識を得るだけでなく、チームで考え抜く力や発信力の大切さも教えてくれました。
また、実際の購買データを用いた分析に取り組む中で、統計的手法やデータサイエンスの技術が身についたことも大きな成果のひとつです。仮説を立て、検証し、考察を導くというプロセスを実践的に学ぶことができ、今後の卒業論文やゼミでの研究活動にも大いに活かしていきたいと考えています。
今回の経験を糧に、より深い学びと成長を目指して、今後のゼミ活動にも励んでまいります。